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2015.4.11
立川市フェローホームズへ中国から視察

立川市に弊社で監修した特別養護老人ホーム、フェローホームズへ東洋大学教授高橋儀平先生の案内で、北京市建築設計研究院の方々が、多数視察においでになりました。私は設計者の立場で、約2時間半、全館を案内しました。視察者の目的は、中国の急激な高齢化に対応するため、日本の現状と運営システムを勉強することでした。日本には約1週間の滞在予定。毎日施設を視察し続けています。ユニット型老人施設は、始めて見たとのことで、内容の説明が難しく、通訳されたかたも、大変苦労されていました。しかし、視察者が建築家だけあって、細部にいたるまで、様々な質問を受けました。会話をしているうちに、おおよその中国福祉施設事情がわかってきました。私は6月上旬に、福祉施設設立のアドバイザーとして、上海から招かれていますので、予行演習になったともいます。最近は、東南アジアから多数の視察者が訪れます。やはり日本は、老人社会先進国なのだと、痛感しました。 茂木聡