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 コラム

2016.10.12
設計における調査研究

弊社は、設計に関わった建築のアフタフォローとして、竣工物件の3割を調査研究することを目標としている。昨日(10/11)は、宮城学院女子大学を訪問し、精神科の建築空間研究をされている厳教授を訪れ、調査研究の中間報告並びにこれからの進め方を協議しました。現在私が関わっている国立病院機構榊原病院(精神科単体病院)の改修にともなって、改修前と改修後の比較をしたいと考え、厳教授にお願いしたのが始まりとなっている。昨日のメンバーは、国立病院機構のメンバーと私の3人で訪問しました。精神科病棟の建築空間は、ほとんど研究が行われていないのが実態で、今回の研究では、スタッフと患者の改修前と改修後の変化を具体的に解析し、設計意図が良かったのかを確認することを目的としている。これから数年がかかるが、どのような結果がでるか、またれる。 茂木 聡