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 コラム

2020.4.8

非常事態宣言は発令されました。幸い秋田県は、対象自治体には入ってませんが、日常生活に十分注意が必要でしょう。弊社の取り組み

①事前にお約束の無い方とは、基本的にお会いできません。

②入室する場合は、マスク着用を願いします。

③配達業者様には、社内の入り口前の受付(室外)での対応をお願いいたします。

以上、よろしくお願いいたします。

2020.4.6

非常事態宣言が発令されようとしています。日本人にって、自由は憲法で規定されていることから、さほど強制力のあるものにはなりません。しかし、現状の感染者増加の状況は、看過できる状況ではなくなっています。自由という考え方は、何をしても良いというものではなく、自分自身が責任をもって行動するという意味です。私は先月末、現地の確認作業があり、東京及び川口市に出張しました。移動した場所は、空港から設備設計事務所、翌日は、川口市及び現地打ち合わせです。その間マスク着用し、公共交通機関を利用しました。電車は窓が開けられてました。車内も空席が目立ちます。飛行機も空調機をフル稼働、ヘパフィルターを経由して機内の空気を循環、3分間で入れ替えが行われているとのこと。ホテルも入り口、カウンター、エレベーター前等に消毒液が置かれていました。かなりの対応が行われています。しかし、一方でごく一部の方でしょうが、飲み歩いている。昨日、東京都医師会長がFBにアップしたコメントを読みました。「皆がうつされないように、努力し、心がければ2週間で患者は半減する。長くても6週間でコロナウイルスの感染者はなくなることになる。」たしかに指摘のとおりです。うつらないように自宅で自粛すれば、6週間でほぼ鎮圧できる。今日から、事務内でも、外部からうつされない対応を進めています。アポイントの無い営業の方へは、申し訳ありませんが、対応できません。また、打ち合わせ時には互いマスクを着用する。配達の方も外部で対応する等です。皆で努力し、乗り切りましょう。  茂木 

2020.1.21

住まいは、衣食住といわれるように、大変大切な要素です。しかし、住という行為、日常生活では、ほかの要素に比べると、あまり大切にされていないように思います。 特に高齢者にとって、自分の居場所としての住まいがクローザップされます。老人施設は様々な研究の結果、ユニット型個室が重要視されるようになりました。ユニット型個室の根本的考え方は、自分の居場所が確保されつつ小さなコミュニティーで生活するという考え方です。適切なコミュニティーの大きさは、人それぞれ、決まりはありません。しかし、日本にユニット型老人施設の考え方を導入した、故外山先生は、日本人にとっては7~8人程度だろうと発言しています。個が確立している北欧では4~5人だろうとも言われました。人数が少ないとより密着した人間関係が成立することか、そして先生がスウェーデンで研究してきた結果から導き出された数です。現在のユニットケアは10人前後が通常ですが、これは、人間関係から導き出されたものではなく組織経営から、これ以上小さなグループは、経済的に難しということでできた数字です。私は自分が手掛けた施設を定期的に訪れていますが、10人というのはやはり中途半端だったということを痛感します。それは1ユニット内でお年寄りがグループ化している様を見ることがあるからです。外山先生が現在のユニット型特養を見たら、なんと発言されていたでしょうか。時々考えさせられます。

2020.1.6

2020年 今年もよろしくお願いいたします。 本年も、設計活動、研究活動、奉仕活動を積極的に行っていきます。 個人としては、公益社団法人日本建築家協会東北支部秋田地域会長を2020年も引き続き、務めさせていただく予定です。 会社は、大規模な医療施設、同じく大規模な福祉施設の設計を行っていきます。 また、昨年、JVで申請したコンペにて、受注した、秋田県新複合化相談施設の設計を進めていきます。 同様に継続している工事監理も行います。 様々な改修設計、コンサルタント、監修業務等を行います。 建築界は大変な年を迎えようとしています。 人口減少は、すべての分野に影響を与え始めています。 高齢化も同様です。 困難な時代を生き抜くため、研究活動も引き続き行います。 引き続き、よろしくお願いいたします。 茂木聡

2019.10.14

今年は(公社)日本建築家協会建築家大会2019が青森県弘前市において、開催されます。 この大会は、建築家協会会員の全国大会で、今年は隣県の青森県弘前市が舞台となります。 「津軽からの再生」生きつづける近代建築とまちづくりと題して、様々な討議が行われます。 日本建築家協会は、日本の中で、世界で唯一認められている建築家団体です。 世界中から弘前に建築家が集まります。弘前市を舞台にしたのは、人口減少で悩み日本中の小都市を考え、 いかにしたら、街が、人が残り、文化が継承されていくかを問うのに適切と考えられたからです。 弘前市は、様々な近代建築が残され、活用されてきました。昨今のスクラップ&ビルドの発想とは違うまちづくりです。 町の観光ガイドには、近代建築が多数掲載されています。通常の観光ガイドとは全く違う造りです。 有名な建築家では、前川國男が挙げられます。フランスの世界的建築家ル・コルビジェの門下生で、 日本に帰って弘前で多数の建築を手掛けています。そして今でも大切に使われています。 秋田県でも似た環境の建築家が活躍しています。 白井晟一です。湯沢市を中心に多数の建築群をつくりました。 今回の大会では、白井晟一も取り上げられます。 世界の建築家が、日本の建築家が今、弘前を見ています。 2019年10月17,18,19日開催。 私も東北地方に在住する会員の一人として、今回の大会の副実行委員長を仰せつかりました。 大会が成功することを願っています。(茂木聡)