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2026.4.2

弊社は3月末決算のため、4月1日が新年度スタートとなります。世界はホルムズ海峡問題、身近な問題では、人材不足等で大変な時代に突入しています。特に秋田県の人口減少率は日本一。先日、経済学者の高橋洋一先生にお会いする機会がありました。人口減少は、考え方を替えれば、ライバルが減るということだ。頑張れば突き抜けやすいと助言されました。また、今朝(4月2日版)の秋田魁新報に掲載された、アウトプロップ社長のコメント。皆秋田には「何もない」というけど、見方を替えれば白紙ということ。何でもできると考えれば良い。両者のコメントに共通するのは、大都市をまねするのではなく、秋田を良く見て、そこから発信すべきと読み取れました。約30年前、故京都大学教授外山義先生は、秋田は老人先進県だよ。何でも挑戦してみる価値があると言われ、先生と共同で、日本で初めての老人施設におけるユニット化を実現。現在は法制化されていますが、第一号を秋田県鷹巣町(現北秋田市)に造りました。

新年度にあたり、私自身リスタートを切る。そう考えて、活動を進めていきたいと考えます。 (茂木聡)

2026.3.11

今年は、東日本大震災から15年目にあたります。私は当日、秋田県由利本荘市で、打合せを行っているさなかの出来事でした。

大きな揺れを感じ、打ち合わせを早めに終わらせて、秋田市の事務所に帰ろうと向かったのですが、信号が皆消えている。秋田市に近づくと大渋滞。

会社に電話してもつながらないので、スタッフの携帯電話に連絡、皆帰るように指示。

通常、打ち合わせ先から自宅までは、車で1時間程度の距離ですが、大渋滞、信号もすべて止まっていて、約4時間かかって自宅に帰りました。

自宅は停電で真っ暗。

暖房が停電のため、すべて機能しないので、毛布にくるまって、残り物の夕食。

我が家は翌日の夕方、停電がなおり、テレビで地獄絵図を見ることになりました。

秋田県は停電だけで、助かりました。

福祉施設の被害調査依頼を受け、仙台へ。

仙台から北上、車で延々と走っても、がれき以外まったく何もない景色を見続けた記憶が、今ありありと目に浮かびます。

復興も道半ばという表現が多いですが、まったく別の街になった世界というのが実感です。

15年が過ぎたのだという実感と、今生かされている幸福を、今一度考える必要を感じます。(茂木聡)

2026.2.26

秋田市も最高気温が10度になるなど、春が近くに来ていることを感じる季節になってきました。町中は雪が消え、動植物が一斉に動き出す気配を感じます。夕方には白鳥がシベリアに帰る鳴き声も聞こえます。雪国にとっては待ち遠しい季節です。反面、地方都市にとって、新年度を迎え、社会減の時期となります。自然減も重なり、2月現在の秋田市人口は29万1千人、どこまで減っていくのか心配です。ちなみに秋田県人口は2月現在90万人を割り、89万9千人となっています。増える要素が無い事が寂しい限りです。私が専門的に多く手がける高齢者施設も、自然減の影響で、淘汰されようとしています。聞こえてくるニュースは、施設が老朽化し、改築したいが工事費高騰もあり、あきらめたという内容。また、施設の統廃合も始まっています。私が設計した施設もオーナーが変わったり、吸収合併されたりしています。

弊社は、以前から関東近郊での設計に活路を見出してきました。現在も宮城県や神奈川県で設計活動を行っています。益々難しい時代になってきたことを痛感します。(茂木 聡)

 

2026.1.5

2026年は、秋田らしい雪景色で幕が開けました。

昨年は、年末まで熊被害が騒がれた年でした。                                                                             景気動向は、日銀発表によると「緩やかに回復している」とのこと。                                                                   建設業界大手は、順調に業績を伸ばしているようです。しかし、地方都市の建設会社は、運送費の高騰、人手不足他様々な要因により工事費が高止まりとなり、工事が受注できないというケースが増えています。   また、人口減少により公共工事も減って、不況に拍車をかけています。建築設計業界も同様です。

ライフデザイン建築研究所は、医療・福祉施設設計の経験を活かし、研究活動にも力を入れてきました。引き続き事務所のレベル向上のため、大学他と組んで積極的に研究活動を進めていきます。          また、設計コンペにも積極的に取り組んでいきたいと考えています。

今年は会社経営的には、とても難しい年になりそうです。立ち止まらず、前に進むことを大切にしていきたいと思います。    茂木聡