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2026.2.26
雪解け

秋田市も最高気温が10度になるなど、春が近くに来ていることを感じる季節になってきました。町中は雪が消え、動植物が一斉に動き出す気配を感じます。夕方には白鳥がシベリアに帰る鳴き声も聞こえます。雪国にとっては待ち遠しい季節です。反面、地方都市にとって、新年度を迎え、社会減の時期となります。自然減も重なり、2月現在の秋田市人口は29万1千人、どこまで減っていくのか心配です。ちなみに秋田県人口は2月現在90万人を割り、89万9千人となっています。増える要素が無い事が寂しい限りです。私が専門的に多く手がける高齢者施設も、自然減の影響で、淘汰されようとしています。聞こえてくるニュースは、施設が老朽化し、改築したいが工事費高騰もあり、あきらめたという内容。また、施設の統廃合も始まっています。私が設計した施設もオーナーが変わったり、吸収合併されたりしています。

弊社は、以前から関東近郊での設計に活路を見出してきました。現在も宮城県や神奈川県で設計活動を行っています。益々難しい時代になってきたことを痛感します。(茂木 聡)