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 コラム

2013.8.17

8月17日(土)25年度第4回社内研修会を行いました。講師は秋田公立美術大学の菅原香織先生です。先生は、バリアフリーやユニバーサルデザインを長年研究されています。実践的調査等を踏まえた内容は、建築家にとって非常に参考となるものでした。日々設計納期に追われていると、基本的事柄をおろそかにしてしまうことがあります。そんな時、今日の研修会で得た知識が役に立ちます。 勉強会も今年度4回を数えました。忙しくても続けていく。この姿勢を大切にしていきたいと思います。

2013.8.2

公募で行われた能代市役所庁舎改築プロポーザルコンペにJV参加し、1位当選しました。参加グループは8者。1次審査を通ったのが5者。5者で公開ヒアリングが行われ、晴れて1位当選しました。今年度基本設計、来年度実施設計の予定です。環境デザインとのJVは国際教養大学以来となります。私の出身地である能代市の市役所改築にかかわれることは、大きな魅力です。 茂木 聡

2013.7.26

今回の講師は、秋田公立美術大学景観デザイン専攻の菅原香織先生です。先生は、広く町並み形成やバリアフリーを研究されてこられました。漆器のデザインでは、グッドデザイン賞も受賞されています。今回のテーマは「看護、子育て、介護と公共デザイン」について語って頂きます。8月17日14:00から弊社で行います。ご希望の方は、連絡頂ければ幸いです。茂木聡

2013.6.23

6月22日(金)大阪市立大学大学院の特別講義として招聘され、約120分の講義を行いました。テーマは「建築家としての職能」前半は、建築家とはどのような人間を言うのか、どう行動すべきか、どのような立場に於かれているのかを話しました。後半は、対談形式で、設計の実例として地域との関係の難しさを中心に、院生に建築家の立場になってもらったり、地域住民の立場でになってもらったりして、議論しました。建築家と社会のつながりの難しさを具体的に説明しながら、その立場になったらと言う視点を大切にしてもらいたいとの思いからの講義となりました。最後に、障がいに対する差別意識の多さ、日本人はマイノリティーであるということで講義を閉めました。夜は招聘してくださった三浦教授の研究室でお酒を飲みながら社会のこと、仕事のことを話しました。久々にアカデミックな立場での話は、自分の仕事への探求心を刺激するものでした。  茂木 聡

2013.6.16

今年度第3回目の研修会を行いました。今回の講師は石井敏先生(東北工業大学教授)。先生は老人福祉問題について建築を通して研究されていて、昨年はフィンランドに約8ヶ月研究に行かれています。フィンランドでの研究の話を中心にご講演いただきました。私にとってフィンランドは、ムーミンやノキアを知っている程度で、北欧の遠い国というイメージでした。しかし、フィンランド人は日本に対し親近感を持っていると言うことを初めて知りました。話は多岐にわたり、たくさんの写真とデーターで開設していただきました。講演の後も質問が多く、予定時間を大幅にオーバーした研修会となり、非常に実り多いものとなりました。また機会ができたら再度お話をうかがいたいと思う内容でした。