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2013.6.23
大阪市立大学大学院特別講義

6月22日(金)大阪市立大学大学院の特別講義として招聘され、約120分の講義を行いました。テーマは「建築家としての職能」前半は、建築家とはどのような人間を言うのか、どう行動すべきか、どのような立場に於かれているのかを話しました。後半は、対談形式で、設計の実例として地域との関係の難しさを中心に、院生に建築家の立場になってもらったり、地域住民の立場でになってもらったりして、議論しました。建築家と社会のつながりの難しさを具体的に説明しながら、その立場になったらと言う視点を大切にしてもらいたいとの思いからの講義となりました。最後に、障がいに対する差別意識の多さ、日本人はマイノリティーであるということで講義を閉めました。夜は招聘してくださった三浦教授の研究室でお酒を飲みながら社会のこと、仕事のことを話しました。久々にアカデミックな立場での話は、自分の仕事への探求心を刺激するものでした。  茂木 聡