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2016.10.4
東北建築賞作品賞審査

10月1日(土)せんだいメディアテークにおいて、日本建築学会東北支部主催、東北建築賞作品審査ヒアリングが行われました。私は審査員として2年目の参加です。今年は作品数が多く全部で33作品。すべてのヒアリングを行い、現地審査する作品を15点ほどに絞る作業が行われました。最終的には優秀作品8点程度に絞る、最初の審査です。昨年から見ると、作品数は増えたのですが、質的には、昨年度のほうが高かったように思います。朝9時から夕方5時までヒアリング、その後、審査員で、協議、長丁場でした。どうしても、自分の専門分野である医療福祉のジャンルになると、審査も厳しくなる傾向があります。審査員どうしの好みも関係してきます。ヒアリングのうまさ、資料の表現のうまさが大きく影響します。現地審査では、施主、設計者同席のもと、審査が行われます。審査員は最低2人以上。来年1月の最終審査会は、審査員どうしの激しい論戦となります。今年度はどのような結果になるか、楽しみです。  茂木 聡