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 コラム

2013.4.22

4月20日(土)秋田県小坂町で、小坂小学校・中学校の竣工式が行われました。当社は平成22年から全体の基本構想、基本設計、実施設計、そして工事監理と関わり、今般竣工式典を迎えました。 小坂町は、秋田県の十和田湖がある小さな町です。学校の統廃合が行われ、小学校の敷地に中学校を建設、既存小学校は大規模改修、そして隣接する社会教育施設と渡り廊下でつなぎ、小・中連携校が完成しました。中学校の実施設計中に、3.11大震災があり、大幅に設計を見直すなど、思い出深い仕事となりました。 今回の設計に携わって、あらためて公共建築の内容を深く考えることができました。新築と改修。2棟が連結する難しさが、設計及び工事監理において、いろいろ勉強になっています。小坂町の中央部にありますので、お近くをお通りのさいは、是非ご覧ください。 茂木 聡

2013.4.13

第2回社内研修会を下記の内容で行います。 5月18日土曜日13:30~15:00 会場 当社会議室 講師 秋田県立大学教授苅谷先生 内容 「丹下健三の設計手法」 参加は、自由です。 ご希望のある方は、事前にメールか電話でお知らせください。

2013.4.9

当社では、月1回、社内研修会として、いろいろなジャンルのかたからお話を聞く会を行っています。 参加は自由です。これからは当ホームページに告知しますので、ご希望の方は、ご自由にご参加ください。 4月6日(土)今年度最初の勉強会。講師は、当社にアルバイトに来ている秋田県立大学で建築を学んでいる加藤君、4年生。 春休み、ドイツに旅行した内容を、写真を中心に説明してもらいました。 ドイツはなかなか行く機会のない国、写真からいろいろ学ぶことがありました。 特に既存施設と新規施設の共存は、見事。 スクラップエンドビルドの時代は終わったことを明確に伝えてます。 日本は未だその域に達していません。 それは、既存となるべき建築が予算等の問題で改修もままならないと言うのが本音でしょう。 しかし、公共財産だけでなく、民間の建物もこれからは保存が大切になっていくと思わされます。 その考え方のヒントを得た気がします。 次回の勉強会は、秋田県立大学教授苅谷先生にお願いしています。 日程、テーマ等決まりおましたらお知らせします。 茂木 聡

2013.4.4

障害者施設の設計は、他の建築と比べ、使う側とのうち合わせはほとんど皆無に等しいです。 これは病院や老人福祉施設でも同様なのですが。 建築を設計する行為は、そこで行われるであろう行為を想像して造り上げていきます。 建築家の創造力がないと、プアな建築になってしまいます。これは予算の問題ではなく、建築の質の問題です。 建築家が試されているのだろうと感じます。 世に障害者関連の施設を数十件設計してきました。 どれも満足ゆくものではありません。 でも、少しは前進しているのかなと思っています。 時々町で見かける同様の施設を見たとき、怒りを覚えることがあります。 これは、前述した意味です。 新聞や様々な方々は、立派なことを言われますが、実態とはかけ離れていることが多々あります。 そうならない建築をめざすことが、私たちの使命と考えます。 茂木 聡

2013.4.3

平成25年4月2日、埼玉県川口市に「かわぐち就労支援事業所 誌然Ⅱ」が着工しました。起工式には、理事長を含めた法人の方々、施工関係者、及び私が参加して行われました。あいにくの雨でしたが、予定通りおわりました。これから、秋の開所に向け、工事が始まります。場所はJR蕨駅の近く。最新の洗濯設備と厨房設備を持った、素敵な就労支援施設の完成が待たれます。 茂木 聡